4年間現役で追いかけてきたアプリが余命宣告受けた話
2018年6月15日、ときめきレストランのゲームアプリが8月31日をもって配信を終了するとの知らせが入ってきました。
現役で追いかけてきたアプリの余命宣告を受けたオタクの気持ちを思うままにとりあえず書きます。どこかに書いていないと情緒が保てない。
わたしは今までたくさんのゲームアプリをやってきました。自分が頻繁にプレイをしてきて終わりを迎える形となったのがときレスが2つ目です。
1つ目のアプリは、あ〜そっか〜終わるんだ〜くらいでした。課金額も総額5000円程度だったので残念だなぁ…くらいの軽い気持ちでした。
ときめきレストランは今年で配信が5周年。わたしとときレスの出会いは4周年でした。
もともと始めたきっかけは同じKONAMI(今ではときレスはコーエーさんですが)のときめきメモリアルGrls sideのシリーズがだいすきで、その流れで友人に勧められて始めました。
ときレスは正直ゲームとしては全然楽しくないと思います。めちゃくちゃ作業ゲーです。まずこれに耐えられるかが壁だと思います。
わたしは作業ゲーあまり得意じゃありませんでした。でもレストランの内装を作るのが楽しくて最初は家具集め楽しい!って感覚でポチポチ続けることができました。
これはときレスに限らずGSにも言えることなのですが、本当にキャラクターたちが素晴らしいです。
個性的な子たちがたくさん出てきます。みんなが生き生きとしていて、それぞれの人生を歩みがほんとに素晴らしいです。こういうストーリーだからという都合に合わせたような動きや感情じゃないからすごく惹き込まれます。
GSやったことのない人はやってみてね
みんなの青春が詰まってる。
そんなGSシリーズを経て始めたときめきレストラン。最初はもうとりあえずやるか〜ってなってDLするんですけどとにかくDL時間が長ぇ!!!!!何これって1回断念します。ごめん
それから何ヶ月か後にまた友人にちょっとでいいからやってみて!と念を押されたので重い腰を上げるわけです。
ハ〜〜〜キャラだけでも見るか〜〜って最初に見たのが音羽慎之介くんでした。
ウ、ウワ〜〜〜〜〜!!!!!?!?!?!なんだこの人の顔〜〜〜〜!!!?!?!?!すきでしかない〜〜〜〜!!!!!!!!!!
即DL始めました。
顔が良い人には逆らえないオタク。
最初は音羽慎之介くん目当てで始めたのでなんとなく3Majestyかなって思ってました。
最初のみんなの印象以下
シンくん→顔がめちゃくちゃすき
魁斗→ツンデレっぽい
霧島くん→真面目そうだな〜(ほぼ興味なかった ごめん)
京也さん→チャラ男は興味ない(全然そんなことなかったほんとにごめん)
剣人→1番すきになる範囲外のジャンル(当時筋肉系キャラが苦手だった)
透→クソ生意気
正直シンくんにしか興味なくね?って感じだね そうだったね
ポチポチ進めるたびにクエスト内でもスチルが出てきたり、そのキャラをもっとよく知れるイベントなどが発生します。
その過程で辻魁斗くんにめちゃくちゃ惹かれます。
友人にも魁斗くんやばいやばいかっこいい!!!ってめちゃくちゃLINEしてたの覚えてます。
わたしの推しは透なのですがこの時点ではクソ生意気こいつのこと好きになれるのかな…って思ってました。ほんとに
次の日もポチポチ進めていると、なにやらVSライブというものがあることを知りました。
始めた当初はイベントとかよく分かんないしいいや〜って感じでノーマルクエのみ進めていたので、過去のライブ映像を探ってみることにしました。
そこで見たのは不破くんセンターのE→motionでした。
まず、すげえ!めちゃくちゃ動いてる!!!!ってことでした。その当時ニコニコ動画のMMDがすきでよく見ていたので、ウワ〜!!すげ〜!!!公式でこんな風に動いてるジャンルすげ〜!!!などと思ってました。
そこで目に入ったのは神崎透くんでした。センターは不破くんなのでダンスを1番目に入るし、歌パートも多いはずなのに神崎透から目が離せなかった。ただただシンプルにかっこいいと思った すごくドキドキした。
ここでちゃんとアイドルしてる神崎透を初めて見ました。
ウワ〜〜〜〜?!?!?!ア?!?!?!何?!?!?!ア
〜〜〜?!?!?!かっこいい〜〜〜〜?!?!?!?!?!?!ってまじで後頭部を鈍器で殴られた
その直後これ
ウワ〜〜〜?!?!?!ダッ?!?!?!?!?!?!ア?!?!?!?!?!?!
こいつ…こんなにかわいかったのか?!?!?!?!?!?!
クソチョロオタク女なのですきになったらもうそっからジェットコースターです ええじゃないかを10周ノンストップレベルのジェットコースター
そしてこれなのです
もうすき…ありえん…かわいさ……ありえん………
ダンスを見てからまだ1日も経っていません。
次の日友人に透くんやばい無理推すと伝えると1日で何があった?と聞かれました(魁斗くんやばいLINEの翌日です)
そんなこんな今では神崎透くんが世界一輝かしくてかっこよくてかわいい最高の推しにまでなっています。
いろんな子をすきになる浮気性オタクですがピラミッドの遥か頂点は神崎透ただ1人です。
推しとの出会いはこんな感じでした。驚くほどにどん底からの頂点です。
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ときめきレストランは2014年の8月から運営がKONAMIからコーエーテクモゲームスに移行となりました。
この時は変わるのかぁ……くらいな気持ちでした。
これからはGSとのコラボとか無くなるのか、悲しいなって感じでした。
このコーエーテクモゲームスに移行となったのが1つのファンの分かれ道だったと思います。
移行によりわたしも少し残念だなって思う点今までもありました。感じ方は人それぞれなのであくまでわたしの主観です。
とくに強く感じていたのは移行初期の透と魁斗でした。元々仲のいい関係というわけではありませんでしたが、なんだが必要以上のトゲトゲしさというのは感じていました。
透はここまで言うのかな?って思ってた頃もありました。
この2人のコンビはとても人気があるのでなんだか誇張されすぎてる(?)気がしてました。なんかここまで険悪だったっけ……ってなるわけです。
あくまでもわたしがそう感じていたというお話です。
わたしはときレスのお友だちが少ないのであまり他の人とそういう話はしたことありませんでした。
わたしがときレスに感じていた魅力はキャラクターの感情とか性格とか作られたものではなく生き生きとしているところでした。
なので移行初期はこのもやもやをどうしても感じていました。透と魁斗のコンビはすごく人気でなんだかケンカでわちゃわちゃしといたらファンは喜ぶだろ、透と魁斗に限らず、〇〇と〇〇のコンビ合わせときゃいいだろ、みたいなものを感じてしまっていました。(ただの被害妄想かもしれません)
けっこうここの間わたしのすきだったときレスの民たちが多数離れていってしまったことを覚えています。
この時はキャラクターを1人の人間として大事に扱ってほしいってただただ思ってました。
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それから何年か経ちときレスはリアルライブの開催が決まりました。
残念ながらわたしは1番最初の関内のライブには参加することは出来なかったのですが、それ以降の横浜・有明・ピューロのライブは幸せなことに全て参加してきました。
このリアルライブすごくいろんな人のターニングポイントだったとおもいます。
コーエーに対してもやもやしていたものが一生ついてくからがんばってって気持ちになったんです。
すごく6人が生きてて、ほんとにこれは現実の世界のアイドルだって思えました。
ライブを重ねるごとにMC中のモーションが増えたりしてどんどん愛らしさを感じていきました。
関東や遠征が出来るファンたちはここで多分ぐっと留まることが出来たと思います。
わたしは地方民ですが横浜に行けない距離ではありません。
社会人なので遠征費を払ってチケット代を払ってグッズを買える程度のお金はあったので毎回たのしい思いをしています。
でも今思うと距離的に大変だったり金銭面で遠征して来られなかったりいろんな人がいると思います。その人たちはもしかしたらこの定期的に行われるリアルライブが苦でしか無かったかもしれません。
ときレスのライブはDVDが今まで1度も発売されたことがありません。テイクアウトライブやVitaでは今見れますがMCとかは現地に行かないと見れません。
ここも結構重要な所だったかも、と思いました。
わたしは横浜のシアターはキャパが少ないからどこの席からも近くて嬉しいなって思っていましたが横浜でしかやらないライブに対して悲しんでいた人もいたのか、と今気づきました。(社会人になってから東京に行くことが日常になりすぎていた)
この関東のみのライブが盛り上がる1方で離れる人を作っていたのかもしれません。
だからこそゲームアプリという存在は大切で、ライブに行けなくてもここでアイドルたちに会えるっていうのが支えでやってきた人もいたと思います。
ライブに行き、アプリをしていたわたしでさえこんなにショックでメンタルやわやわになっているのでやばいと思う
何よりこのゲームアプリの醍醐味ってアイドルたちが自分の店を憩いの場、安心できる場所、誰にも教えたくない秘密の場所ってしてたところなんですよ
レストランに来る彼らはアイドルじゃない 普通の男の人・男の子だった
わたしは某アイドルゲームで長らくプロデューサーをしているけど、このプロデューサーでもファンとも少し違うこのアイドルたちとの距離感がだいすきだった
これからもリアルライブやコラボは続いていくそうだけど、それはもうアイドルたちとわたし(ファン)の側面しか持っていないんだよね
もうあの距離感から彼らを見ることは一生叶わないと思うとほんとに寂しくて今までの何10万か課金してきたと思うけど金なんかほんとどうでもよくてただただみんなとのこの距離感の思い出たちが消え失せてしまう事実が何よりも耐えられない
ほんとに思い出たちが手のひらからこぼれ落ちていく感覚で拾いあげようとしても隙間からポロポロ落ちてしまってもう止められないっていうのが昨日アプリ終了を聞いてからのわたしの情緒です。
ファンとしての応援はもちろんこれからも続けていくけど1人の人間としての彼らにもう会えないんだっていう事実はほんとに痛い こんなにも苦しいものなのか
いうてときレスはKONAMIブランドがまだあると鷹を括っていました。
アプリ終了祭りの中でときレスは大丈夫でしょKONAMIだしって思ってた そんなことはなかった
思い出が消えてしまう その事実 苦しい 痛い
嫌な気持ちになったこともあったけどほんとにだいすきだった
「終わり」ってこういう気持ちなんだな
正直ときレスはめちゃくちゃアクティブユーザー少ないと思う。
DL数〇〇!!とか言っててもアクティビティユーザーがいなきゃだめなんだねって思った
新規参入が出来なくて負けてしまったのかな
すきだって気持ちは常に発信して動かないと消えて無くなってしまうんだなと分かりました。
悲しいけれど終わってしまうことは変えられない
つらくて苦しいけどあと1ヵ月半しかない
アイドルたちとの思い出を零したままでいるのはいやだ
今はただただそんな気持ちです。
終わるのは悲しくて辛いし、悩んだこともあったけどね
でもね、わたしはリアルライブがだいすきだった本物の彼らに会わせてくれてありがとうねコーエーテクモ
とりあえず生きます。